現代ギター来月号(2013年3月号)の第2特集に『これだけは絶対に弾いておきたいエチュード・ベスト5』があります。
これは全国のギタリスト約50名からのアンケートを集計したもので、実は私のところにもアンケート依頼が来ました。
回答協力するつもりだったのですが、忙しい時期でアッと気がついたら2月3日。締め切りは1月末日だったので、間に合いませんでした。(泣)
というわけで、この集計には私の回答は反映されていませんが、結果はかなり良いエチュードばかりだったので集計に納得しています。(アグアドのアルペジオが入っていなかったのは残念でしたが、、、)
すべての曲で、私が弾いていないエチュードは、アルペジオ部門の第4位にあげられた「アラールの華麗な練習曲(ソル)」だけで、その他の曲は宿題になって懸命に練習した曲ばかりでした。
つまり私の先生たちは、エチュードをしっかり練習するように宿題を出していた、ということです。
それに対し、私は?
自分が生徒にどのくらいエチュードをやらせているか?と考えてみると、、、かなり少ない。
これは、なるべく楽しんでもらいたい、という気持ちがあってのことですが、楽しむためにも、やはり基礎テクニックは必要不可欠。
ましてやコンクールに出るくらいの意気込みなら、今回集計にあがったエチュードはすべて弾いているくらいじゃないと!と思っています。
反省。
私の生徒たちは、アマチュアギターコンクールに13年連続で毎年必ず入選していますし、特別賞は何人も受賞しているくらいの力があるのですが、入選(1〜3位)がまだありません。(2年前に1位になった松山君はワンレッスンだけなので例外)
歌心はあるのに惜しいところで入選を逃すのは、基礎テクニックに要因があるのではないか、と考えています。
つまり「本番の強さ」(安定感)です。
舞台慣れも大事ですが、基礎力を上げて、本番でもブレない余裕のある演奏が求められるのだろうと思うのです。
そのためには、エチュード(基礎練習)は不可欠だと考えます。
課題曲、自由曲をマスターするだけでも大変でしょうけれど、平行してエチュードもしっかりやっておくことが大事です。
レッスンでもこれまで以上に、もっとたくさんエチュードを宿題に出そうと思っています。
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