ひとり言 其の三百五(第82回アカデミー賞)

2010年3月10日

「元夫婦対決」なんて言われていた今年のアカデミー賞、結果が出ましたね。
『アバター』と『ハート・ロッカー』の2大対決となりましたが、
今年の作品賞を含む最多受賞作品はキャスリン・ビグロー監督『ハート・ロッカー』ということで、妻の勝利。
82回のアカデミー賞の長い歴史の中で、女性監督がノミネートされたのは、今回を含めてたったの4回。そして、今年は歴史的快挙、初受賞だそうです。
宇宙飛行士を含め、今や女性もあらゆる分野で活躍している状況に「これからは女性の時代」という流れを感じます。
でも私は、男女は同権であっても同質ではないと思うので、ひとくくりに「男女平等」という風潮には共感できません。
それぞれの違う面を認め合って補い合って良いバランスが取れるのだろうと思うのです。
個人差はあるでしょうが、男は身体力がある(筋力は女より強い)けれど、女は精神力がある(打たれ強いのは男より女)でしょうし、男は空間感知能力がすぐれていて(運転手やパイロットに向いている)、女は言語能力がすぐれている(通訳やおしゃべりに向いている)というのは、大昔からの遺伝子で、狩りをして住処に戻る能力や、子供に言葉を教える能力の影響と言われているのは有名な話ですよね。
そうそう、指揮者に男性が多いのも「空間感知能力」と関係があるとか。女性は一点集中型が多く、広く物事をとらえることが苦手だそうで、、、。まぁ、これもかなり個人差を感じますが。(汗)
で、話をもとに戻すと、今回のアカデミー賞最有力2作品、実は、もう観ました。
結論からすると、どちらも十分楽しめましたが、歴史に残る偉大な作品とは言いがたいような。。。
『アバター』は、少年の夢物語をそのまま映画にしたような感じで、環境問題やストーリーも「お決まり」なもの。ただ、3Dの迫力はスゴイし、植物も動物も存在しないもの(想像)から生まれていることを思うと、素直に感服します。
『ハート・ロッカー』は、ただの反戦映画ではなく、戦争の現状をうまく描いているなぁ〜という感じ。でも、もうひとつ、何と言うか「人間っぽさ」をもっと映し出しても良いのでは、、、という印象でした。しかし、緊張感の作り方は超一流で、スローモーションの使い方も最高にウマイ!始まりから終わりまでグイグイ引き込まれます。
と、いうわけで、まったく異なる性質の作品同士。どちらも、別々に良かったです。
私には「男の夢=アバター」と「女の現実=ハート・ロッカー」のように感じました。
それにしても最近は家でDVDばかり観ていましたが、映画館はやっぱり迫力が違いますね〜!
CDじゃなくて、コンサート会場で音楽を聴くのと同じですね!
これから少しずつ春の暖かさがやって来ます。どんどん外に出ましょうよ。