ひとり言 其の三百九(東京ディズニーランドの実話)

2010年5月2日

ゴールデンウィーク、真っただ中。
長い人で4月29日から5月9日まで11連休と言うことですが、私は今日から8連休となります。
連休と言ってもとくに旅行するわけでもなく、全日本アマチュアギターコンクールの事務作業やクラシカルギターコンクールなどの、半分仕事みたいなことや、ワイン会(それも2つ)や友人のピアノリサイタルなどの友達付き合いで、なんだかんだですぐに終わってしまうのだろうと思われます。
さて、今日はせっかくのGW中ですから、行楽地の王道『東京ディズニーランド』のエピソードでも書きましょう。
とは言っても、私自身の話ではなく、ずっと昔に新聞の全国版に載った有名な話ですが、はたして私の再現文章力(?)でうまく伝わるかどうか、、、。

あるご夫婦が東京ディズニーランドでランチを食べようとパーク内のお店に入りました。
メニューを聞きに来た女性の店員に、自分たち二人のメニューを注文した後に
「お子様ランチもお願いします」
と言ったところ、肝心のお子様が見当たらないので、女性店員は、
『申し訳ありません、お客様。お子様ランチは6歳以下の子どもさんのメニューになっておりまして、、、』
と話します。
それを聞いたご夫婦は、あわてた様子で
「ああ、ごめんなさい。お子様ランチは結構ですので。すみません、気にしないでください、、、」
と答えます。
一度はさがった店員も、どうも何かひっかかるものを感じて、またそのご夫婦のところにもどり、
『あの、、、先ほどは申し訳ありませんでした。お子様はあとからいらっしゃるのですか?』
と尋ねたところ、
「いえ、じつはね、、、私たちこのまえ、流産しちゃって。。。だからね、今日は子どもと一緒に親子三人で来ているつもりで、、、。それで、つい無理なことを言っちゃって、ごめんなさいね。気にしないでね。」
と、少し寂しそうに答えます。
それを聞いた店員は
『そうでしたか、、、気がつかなくて申し訳ありませんでした』
と言って、すぐにマネージャーのところに走って行き、マネージャーになんとかならないか話したところ、マネージャーが
「よし、わかった。もし何かあったら俺が責任をとるから、お子様ランチをお出しして」
と言い、お子様ランチが出来上がると、その女性店員を呼んで
「これ、君が持って行ってあげて。注文を受けた君が持って行くのが一番喜ぶから」
と言ってお子様ランチを渡しました。
それを受けた店員は、喜びいっぱいでご夫婦のところに持って行き、さらに、空いていたイスを子供用の座席の高いイスに替えて、
『三人で、ごゆっくりお楽しみ下さい』
と言ったそうです。
ご夫婦が大喜びしたのは言うもでもありません。
目にはあふれるほどいっぱいの涙が浮かんでいました。

と、まぁ、こんなエピソードです。
ちょっと淡々と話しすぎたかもしれません。、、、すみません。
でも、私の頭の中には、ハッキリ映像にまで出てくるくらいに鮮明かつ感動的な話として、脳裏に焼き付いているのです。
この話は、みんなが幸せになれるステキな話だと思いませんか?
優しさは想像力。相手の気持ちになる思いやりから生まれるのだろうと思います。
そして、音楽にかぎらず、あらゆる芸術もまた想像力から生まれるのだろうと思うのです。