ひとり言 其の三百三十四(調子は良好)
2010年12月10日
練習がノッて来ました。
レコーディング用の弦(プロアルテのLP COMPOSITES)は、音量も音色も出ないので練習していても楽しくなかったのですが、元の弦に戻したらすっかり気分も良くなりました。
確かに低音のキュキュッという摩擦音は消せるのですが、コモコモした音で透明感がなく、その上に巻きが細いので弾いているうちに爪が削られて減ります。爪を守ろうと思うと余計に低音が出せなくなるので、どんどん演奏が萎縮してしまって、なんとも言えず気分が落ち込んで行くのです。
先日、某楽器店でその話題になったところ「あ〜、あの弦は悲しい弦ですよね〜」と、店長さんが言ってました。
そう!『悲しい弦』なんです。
この表現、ちょっと、詩的でステキ?←(一応、韻をふんでます)
『残念な弦』と言うのは、今までにもいくつかありましたが、『悲しい弦』との出会いは初めてでした。
それもこれもレコーディングをするからと言うことで、普段は興味すら示さない様な弦に手を出したおかげ…(?)
レコーディングのおかげと言えば、時間管理も上手になったと思います。
まだ確かに忙しいけれど、今の生活はちょうど良い充実感で、以前のようにバタバタしていません。
それゆえ、演奏にもゆとりが出て来たように思います。
そうすると、練習していても気持ち良く弾けるので、練習に集中出来て演奏がノッて来るのです。
イイ感じです。(笑)