ひとり言 其の四百二十三(ロンドンオリンピック)
2012年8月2日
ロンドンオリンピック、やっと2つ目の金が出ましたね〜。
最初の金は女子柔道、松本薫選手。そして、次は体操個人の内村航平選手。
どちらも、「金」確実と言われるプレッシャーの中で、本番でしっかり結果を出すとは流石です!
オリンピックは4年に1度だけ。それを目標に努力し続けるということがどれだけスゴイことか。
途中で挫けないのかな?そんな弱い精神力ではメダルはおろか、出場すら出来ないんでしょうねぇ。。。
内村選手は「寝起きでも勝てる」と言っていたそうですが、それだけ自信があっても本番で実力を出すことは至難の業だと思います。
今回、合宿で思ったのですが、コンクール参加組の皆さんは誰が入選してもおかしくない実力の持ち主ばかりでしたが、今のままでは多分本選に残るのは難しいでしょう。
言っていることが矛盾しているようですが、つまり自分の得意な曲は上手いけれど予選の課題曲が弱い、と言う事です。
志田ギター教室の生徒さんも7名くらい出場しますが、このままでは全滅かと思っています。
厳しいようですが、それが現状です。
特に、今回の課題曲『ブーレとジーグ』は技術的なアピールが高い曲なので、歌いっぷりの良い演奏をする方にとっては「自分らしさ」が出しにくいかと思います。それだけに、しっかりとした音で安定感のある演奏をすることがまず大前提になってくるのだろうと思います。
練習ではうまくいく。そんなレベルの弾き込みではステージではまずコケます。
内村選手のように「寝起きでも」というレベルまで何度も何度も練習して、それでようやく本番で実力が出せるのだろうと思います。
課題曲は1、2分の曲なのだから、仕事を持っている人でも本気になれば毎日50回くらいは通して練習できると思います。
それを今から本番までの1ヶ月弱続ければ「寝起きでも!」という自信が出て来るのでは?
逆に言えば、そのくらい弾き込みをしないと『本番の魔物』に捕まっても当たり前ということでしょう。
1回勝負で結果を出す。それはとても厳しい世界なのです。