ひとり言 其の四百七十(第14回アマコン個人的感想など)

2013年8月27日

第14回全日本アマチュアギターコンクール終了から3日目の朝です。

終わってからも特に困ったことも起きておらず、これで「ひとまず今年も無事終了!」と言い切れる感じで、ホッとしています。

さて、結果速報はすでに24日当日のこのひとり言でもお知らせしましたし、当日のレポート詳細は全日本ギター協会のホームページで坪川真理子委員が各演奏者ごとに紹介して下さいますから、ここでは個人的感想と採点内容についてだけ書きたいと思います。

まず、大萩康司さん、とってもステキでした〜。(どんだけ個人的感想かっ!)
デビューアルバム『11月のある日』で「二十歳ちょっとくらいで何でこんなに円熟した演奏が出来るんだろう」と感心したわけですが、30半ばでさらに深みに磨きがかかっている、素晴らしい人間力。自然に醸し出される雰囲気にも細やかな気配りにもホレボレです。

ま、それはさておいて(?)、コンクールの採点内容ですが、今年は「どこをどう評価するか」で審査がかなり割れた印象でした。それは予選も本選も同じだったように感じました。

予選は審査員が1〜5点で採点します。その結果、26点以上を獲得された方10名が合格となりましたが、30点以上で合格したのは2名だけで、かなりゴタゴタした僅差の集計となりました。26点の次の25点を入れると一気にプラス5名となり、最終予選合格者が15名になってしまうので、26点ボーダーとなりました。

予選の場合、やはり大きなミスはかなり痛いですが、逆に大きなミスがなくても合格出来なかった方もいましたし、小さなミスならば流れを止めずに音楽的であれば、ミスなく無難に弾くより評価されたように感じています。
私の評価では「合格!」とした方も選外になってしまっていたのはちょっと残念ですが、
個人ではなく審査員の総合点数なので仕方ありませんね。それだけ接戦だったということです。

本選では、6〜1点(1位に6点)で採点します。
1位になった田吹秀一さんはダントツで、予選も1位通過でした。
2位の東條巌さんと3位の松原弥生さんはわずか3点の違い。どちらにも「選外」と評価した審査員が2名ずついましたが、お二人とも20点代を獲得しての入賞となりました。
次席の村上正彦さんは惜しくも18点。そして少し水をあけて、伏見晃司さんが11点でした。特別賞は10点だった須藤尚之さんが受賞。これは、自作曲を演奏した(これまで一人もいなかった)ことに対する評価です。なので、11点の伏見さんではなく、10点であっても須藤さんが特別賞となりました。

若手は技術的にすぐれた方が多いけれどサラッとした演奏で、年配の方は音に対する思い入れや音楽のアピール度が強いと感じました。
それは、東條さんの演奏に一番顕著にあらわれていたと思います。
ギターに対する愛情の深さは、華麗なテクニックや完成度にも勝る。
それが、アマチュアギターコンクールならではの審査結果になったのではないかと思います。

さて、私は今日これから成田に向かい、国外逃亡です(笑)
スイッチを入れ替えて、また次へのエネルギー補給のために、思う存分夏休みを楽しんできたいと思います。
では、行って来ま〜す!