ひとり言 其の四百八十八(松井邦義さんお宅訪問)
2013年12月12日
昨日、ギター製作家の松井さんの工房にお邪魔しました。
お宅にお伺いしたのは10年ぶりくらいになるでしょうか。
家の前の急な坂(一度行った方は忘れないほどの角度!)もそのままで(笑)ご自宅の隣にある工房もまったく変わっていませんでした。
そして松井さんも(ちょっとだけ白髪が増えたようですが)その息子さんも相変わらず、サクっとした明るいキャラで、とてもお元気なご様子でした。
今回は生徒さんと一緒に伺いました。生徒さんにはやっぱり松井さんのギターを薦めてしまいますね〜。自分が気に入っているものは、やっぱり人にも薦めたくなるものです。
それに、色々なタイプも見てきているし、そのぶん良く理解できているので、自信をもって説明が出来るという点もあります。分からないことは松井さんに直接質問出来るので情報が100%確実というのも安心です。
杉のように、ボワ〜んと広がる音やドーンと重い音が好きな方には向かないと思いますが、松のピーンと伸びる、芯のしっかりある音が好きなら、透明感バツグンの松井ギターはオススメです。
それに作りが丁寧で弾きやすいですよね。
もっとも、それも人それぞれクセやタイプがあると思いますので、ギターは最終的にはその製作家のものを(理想を言えばその楽器そのものを)手に取ってみないと決められないかと思います。
色々なギターを弾いて、耳を鍛えて、主観的にも客観的にも見ることが出来れば一番だと思います。
あとは購入のタイミングですが、、、
『いつ買うの?今でしょ!』
か、どうかは分かりませんが、欲しい時は買い時かとは思います。
購入後は、ギターを『自分で育てて行く』ということが大事ですね。
良いギターは、しっかり引き込んで行けば、ますます、どんどん、更に音が出るようになって、ちゃんと育ちます。(安物は育ちません)
大事にしすぎて弾かないのは勿体ないです。
沢山弾いて下さい。
「自分の音に育てる」って、嬉しいし楽しいですよ〜!