インドから帰国(ひとり言 其の五百九十八)
2015年11月11日
インドはとても感慨深いところでした。
「行くと価値観がガラリと変わる」という話もよく聞きますが、20歳代だったら、さもありなんと思います。
今の私の歳くらいになったら、刺激的ではあるけれど、どこか想定内という感じもあり、価値観や人生観がガラリと変わるようなことは無いような気がします。
とくにデリーは、「よくある途上国の都市」という印象でした。
でも、ヒンズー教の聖地『バラナシ』は、デリーからさらにわざわざ飛行機で移動しただけの甲斐がある町で、とても良かったです。
生と死が隣り合わせ、とういより、すでにその境目さえ曖昧な、そんな現状が今この時代にあるということを目の当たりにすることが出来ました。
非衛生的な国なので、飲み水はもちろん、生ものは一切食べず、カットフルーツさえも口にせず、ペットボトルの水で歯磨きをして生活に気をつけていましたが、それでも帰りの飛行機の中でお腹を下し、今でもまだゴロゴロしている感じです。
日本でのウォシュレットの温かさは、おしりだけでなく、心にもやさしく感じます。
そして、ギターの音色にも、あらためて癒されている今日この頃です。