第47回クラシカルコンクール結果速報(ひとり言 其の六百十七)

2016年5月4日

昨日、日本橋公会堂で行われました『第47回クラシカルギターコンクール』の結果速報など、下記の通りです。

第1位 ノエル・ビリングスリーさん
第2位 斎藤優貴さん
第3位 該当者なし
第4位 渡邊華さん
第5位 藤原盛企さん
第6位(同点)田中春彦さん、頼本小次郎さん

入賞された皆様、おめでとうございます!

今回は、37名のテープ審査合格者から4名が棄権で、33名の名演奏が聴けました。

審査員として、このような場所に参加させて頂き、身に余る思いでとても勉強になりました。

さて、今年は課題曲がポンセの3曲からの選択で、33名のうちワルツを選んだ方が10名、スケルツィーノ・メヒカーノを選んだ方はノエルさん1名、そして一番人気だったのはプレリュードで、選んだ方は22名でした。

このクラシカルギターコンクールは、「テクニックに自信のある方たちが多くエントリーしている」ことをうかがわれるような気がしましたが、ゆっくりしたスケルツィーノ・メヒカーノだって、演奏が良ければ(ノエルさんがそうであるように)合格するんです!(笑)

コンクールだから、ちょっと派手に聴き映えがするほうが良い、と思われた方が多かったのかもしれませんが、「歌ごころで勝負する」くらいの出演者がもっと多いと良いのにな~と思いました。

本選へは33名のうち、6名が選出。

ノエルさんが、第1位となりましたが、第2位の斎藤さんとは本当に僅差でした。

ちなみに、私は本選課題曲の『大聖堂』では、ノエルさんより斎藤さんの演奏をより高く評価し、自由曲ではノクターナルを斎藤さんのアクアレルとエチュードよりも高く評価しました。

本当は同点を付けたかったのですが、一応「差が出るように採点する」ということでしたので、泣く泣く1点差で点数を入れた次第です。

他の審査員の方も、そのような方が多かったようです。
平均点で1点の差もなかったことがそれを証明していると思います。

甲乙付けがたい二人の演奏。どちらも違う個性で楽しめました。

なお、諸々の詳細については、日本ギタリスト協会の「ギタリストノート」で(全ての審査員の採点を含め)公表されますので、その発行をお待ちいただければと思います。

なお、メールやお電話での審査内容について、ご質問にはお答え出来ませんので、申し訳ありませんがご了承ください。

宜しくお願い致します。