違う次元へ〜(ひとり言 其の六百三十)

2016年9月20日

メキメキと上達してその結果を出せる人には2つの共通点が見られるように思います。

それは、頭がいいとか、手先が器用だとかではなく、「基礎練習をする人」「聞く耳を持つ人」です。

基礎練習は、言わずもがと思いきや、コツコツ続けている人はあまり多くないように思います。

簡単な曲を弾いても必ずどこか1箇所は間違えてしまうという人は、基礎が足りないためにブレてしまいミスを呼ぶように思います。

基礎がないところに家は建たないように、上に上がれば上がるほど(難しい曲になればなるほど)ブレが大きくなって安定感を失います。

自分の基礎力にあった曲を選び、まずそれをしっかり弾く。そして、堅実に基礎力を上げて行くことが肝心です。


次の、聞く耳を持つことについては、「素直さ」と同じかも知れません。

ある程度うまく弾ける人に見られがちなのですが、「自分がいいからいい」という考えで自己完結をしてしまうので、なかなかその先に進めず、メビウスの輪のように同じレベルをグルグル回り続けてしまいます。
曲をとっかえひっかえして弾いても、いつも同じレベルにいる感じです。

「自分の幸せが幸せ」という考えと似ているかも知れません。
あとひとつ先の次元に行ければ、人の幸せが自分の幸せと思え、それは自己犠牲とは全く異なることに気が付けるはずなのに〜〜。

つまり、弾いている自分だけでなく、聴いてくださっている方や、曲を作ってくださった方のことも、慮ることができるようになれば謙虚になり、それは語らずとも「音楽」になって出てくるのですが〜〜〜。

しかし、なかなか、これが難しい。
ギター教室で教えていると、お月謝をいただいているからには上手になってもらいたい、とつい考えてしまいますが、「人をみて法を説く」ことも必要で、そのためには自分自身がまず大きな気持ちで「待つ」ことが大事だと再認識するこの頃です。