スペインギターコンクール2016年結果など(ひとり言 其の六百三十二)

2016年10月10日

一昨日は『志田ギター教室第44回発表会』で、昨日は『第34回スペインギターコンクール』でしたので、丸2日たっぷりとギター三昧で過ごすことが出来ました。

発表会では、会が始まる15時前になって急に太陽が照り出して爽やかな青空になり、43回晴れ記録(1回は台風で大荒れ)を更新する結果となりましたが、朝からずっと雨だったこともあってか集客がいつもより少なかったのは残念でした。
それでも生徒の皆さんは日頃の練習の成果を出して一生懸命によく演奏していました。

そして、昨日のスペインギターコンクールも家を出るころまで雨がシトシト降っていましたが、会場に着く頃にはすっかり雨もやみ(ミレニアムホールは駅から少し歩くので)助かりました。

1次審査合格者35名のうち、5名が欠場で30名で2次予選が行われ、6名が合格。
なんと、その6名のうち5名が女性。まさかこんな時代が来るとは!
40年前、私がギターを始めた頃は、ギターを弾く女性はとても少なく、ましてやコンクールで女性が入賞することはとても稀だったので、時代が変わったなぁ〜と驚きです。

熱演の中、見事優勝したのは唯一の男性、茂木拓真さん。洗足の学生さんなので、原善伸先生のお弟子さん、、、つまり、私と同門となります。神奈川新人ギターオーディションでも2012年にトップで合格している実力者で、今回も素晴らしい演奏でした。

また、今年(2016年)神奈川新人ギターオーディションにトップ合格したばかりの大沢美月さんも本選に出場。
今回は暗譜のホワイトアウト(ど忘れ)があって5位と言う結果になりましたが、この二人には、独特のアゴーギクがあって個性的な印象が残ります。

それとは全くアプローチが違うのですが、私が個人的に好きだった演奏が3位になった杉田文さん。
誠実でバランスが良く、構成力がバツグンです。音楽の方向も素直で分かりやすく「どうしたいのか」がはっきり伝わって来て気持ちよかったです。

結果は、下記の通りです。

第1位 茂木拓真さん(神奈川)
第2位 山口莉奈さん(兵庫)
第3位 杉田 文さん(東京)
第4位 植村嘉乃さん(東京)
第5位 大沢美月さん(神奈川)
第6位 渡邊 華さん(東京)

先にも書きましたが、6名のうち5名が女性と言うのも珍しいですが、6名のうち2名が暗譜の落とし穴に落ちてしまって、音楽が止まるアクシデントがあったことも(レベルの高いコンクールではとくに)あまりみられないことなので、あえて書き加えておきたいと思います。

人生にも「まさか」がありますが、ステージでも「まさか」があるもので、その時に「どうするか」は、本当の底力が出る時なのかも知れませんね。

それにしても皆さん本当に素晴らしい演奏でした!


教室でぼちぼちギター楽しむ人も、コンクールでバリバリ音楽を追求する人も、それぞれ自分なりに楽しみながら頑張って行きましょうね〜。