第23回アマチュアギターコンクール録音審査詳細(ひとり言 其の七百五十九)

 2022年6月21日


第23回全日本アマチュアギターコンクールの録音審査の合否通知は6月13日に一斉発送しました。

今回は79名のうち45名が合格になりました。

ゲスト審査員を除く6各の審査員が5点満点で採点し、1〜2点は不合格と判断、4〜5点は合格と判断、3点はボーダーライン、という内訳です。

その結果、今年は19点以上の方が合格、18点以下の方が不合格となりましたが、18点でギリギリ不合格の方が8名もいて接戦でした。

18点という点は数字だけ見ると、審査員全員が「不合格ではない」という判断をした場合と同じ(つまり全員が3点をつけた場合と同じ)で、どれほど僅差での審査だったかお分かりいただけることと思います。

では、そのちょっとした差はどこにあったのか。

不合格の方には各審査員のコメントをお送りしていますので、それを参考にしていただければと思います。

録音審査ですから、全員が「ノーミス」で弾いているのが前提です。そこから一歩抜き出るためには、音楽的な表現であったり、テンポ感であったり、音色であったり、、、プラス要素が必要になってくるのではないでしょうか。

今回の個人的な感想としては「守りに入った人は負けて、勝負に出た人が勝った」という気がします。

合格された皆さんには、8月20日のステージ審査でまた良い演奏を聴かせていただきたく思います。

残念ながら不合格になった方々には、来年のリベンジを期待しております。